Info保育園概要

洛南保育園 園長ごあいさつ

園長先生
園長先生

洛南保育園は、1948年9月1日にキリスト教会の活動として保育園が始まりました。 以来75年余り、この間に保育園を巣立った子どもたちは2000名を超え、第1回卒園性は80歳になり、3世代にわたって卒園生が巣立っています。

京都駅周辺は変貌してきました。70年前は、子どもたちで溢れていた町が、都市化の中でホテルが立ち並び、過疎化された空間を形成しています。洛南保育園は、地域の中にあって「オアシス」のような働きができればと願っています。子育ての支援センターとして、親と保育士とが助け合い、一つとなって、幼子の成長を見守る「場」です。

幼子は愛という「潤い」を受けて豊かに実り、私たち親も希望という「潤い」を受けて羽ばたくのです。そんな「子育てひろば」ができればと願っています。

園長 井上勇一

園のご紹介

保育園の概要

園名
社会福祉法人 京都地の塩会 洛南保育園
住所
〒601-8017 京都市南区東九条北烏丸町20番地
電話
075-691-6898
FAX
075-682-3588
設立
1949年1月27日(京都市認可承認日)
2013年4月1日(社会福祉法人として京都市より認可)
定員
90名
クラス
0才児(ちゅうりっぷ)、1才児(たんぽぽ)、2才児(こすもす)、3才児(すみれ)、4才児(すずらん)、5才児(ゆり)
保育時間
7:15-19:15、(土曜日)7:15-18:15
給食
完全給食(アレルギー除去食、宗教上の除去食も実施)
子育て支援事業
一時保育事業、障がい児保育事業、子育てサークル事業、保健保育事業(看護士が勤務しています)
ホームページ
https://www.rakunan.or.jp

保育時間

保育短時間認定の方

8時30分~17時の間で8時間まで

保育標準時間認定の方

7時15分~18時15分の間で就労時間によって利用できる時間が決まります。
時間の変更は京都市への届け出が必要です。

時間外保育

『保育短時間』7時15分~8時半
17時~19時15分
『保育標準時間』18時15分~19時15分
(土曜日はありません)
時間外保育を希望する場合は園との契約が必要になります。別途利用料が発生します。

★土曜日保育を希望の時は、木曜日までに届を提出して下さい。(電話での受け付けはしません)

洛南保育園 保育課程

はじめに

洛南保育園は、宗教法人日本キリスト教団洛南教会の公益事業として開始されました。キリスト教保育を実践したいと願い、「一人一人の個性を大切にする」こと、「人と人との関係を育む思いやりを大切にする」ことを目標として保育に取り組んできました。

開設当初1948年ごろ、東九条一帯は、戦前朝鮮半島から来て、定住した在日コリアン家族や日本人家族があふれていました。教会は、保育園と一つとなって「共生の場」と願いながら活動をしてきました。そんな中、最近は在住外国籍の子ども達が通い、異文化を共有し大切にしながら、共生を願い、保育に取り組んでいます。

もうひとつ大切にしたい保育は、「小さきもの」が保育の真ん中にいる保育です。平等という言葉がありますが、「小さい者」が平等に生きるには、保育の場の真ん中にいて、みんなで支え合うことで成り立っていくと考えています。

これら「保育をする」志をもって、みなさまと協力し、共に生きる保育の場をつくっていきたいと願っています。

洛南保育園の保育に取り組む基本

  1. キリスト教の持つ精神を基本として、洛南保育園の保育を実施する。そして、地域に仕え、人に仕えることを通して、子育て支援を実施していく。
  2. 洛南保育園は、キリストの愛を保育の中心に据える。そして子どもたちの持つ「個」の成長が健全に保たれる保育を実践し、保護者とともに助け合い保育を実施する。
  3. 子育て支援に伴う養育・教育・保健とが一体となった保育過程をもって、保育を実施していく。

洛南保育園の保育に取り組む基本

1.遊ぶこと、食べること、寝ること、愛されること

遊ぶこと、食べること、寝ることは、子どもが成長する上で、生活の基本です。生活の基本が確立されることが、子どもの心身の成長を促し、個として自立性を促すと考えます。保育に関わる者は、その子どもが健康に成長することを支援していく立場にあって、子ども自身が自ら”愛されている”ことを意識できるような絆を大切にしています。

2.思いやりのある優しい子ども

子どもたちの世界は「親と子」という関係から始まり、さらには「家族と子」という関係、「友と友」という関係へと成長し、最終的には「子と社会」を目指します。保育は、子どもの成長を促す人間社会のすべての関係を作る基本的な生活の場所です。人として、精神的な成長にとって大切にすべき点は「他者を思いやる心」です。

3.安心して自分を表現できる子ども

安心して自らを表現することができる子どもは、自らの自立性と自主性を豊かに確立していきます。それにより、子どもたちは他者に配慮し、他者を大切にすることを学ぶことができます。子どもの自由と尊厳を大事にし、活かす保育を実践していきます。

洛南保育園 保育方針

  1. 子どもたちとの関わりを通して、情緒の安定を計り、素直に自己表現ができるように、子どもの成長を促す保育をする。
  2. 園生活を通して、生きていくために必要な力を獲得できるように、日々の生活とあそびを大切にした保育を実践する。
  3. 子は、健康な身体であるために基本的な生活習慣を身につける。そのために保育に関わるものは、子を支援し、援助者としての務めをはたしていく。
  4. 保育に関わるものは、子ひとりひとりの個性を大切にし、個の成長を促し、自立が促進できるように丁寧に、且つ優しく関わっていく。
  5. 子どもたちを中心とした生活環境を作るために、人間関係を大切にし、よりよい環境作りを心がける。
園庭の風景
園舎の風景

洛南保育園の沿革

1946年10月17日
洛南教会設立
西九条の民家を借りて、1931年から集会をし、初代牧師に田村喜代治が就任し、教会設立式を挙行
1948年10月17日
現在地に洛南教会を建設
同時に、無認可の保育園を開設
1948年12月28日
京都府より認可保育園としてスタート、定員48名
1949年1月28日
京都市より保育園として認可。定員48名
1950年2月10日
定員変更70名、以後90名、60名、45名と定員を変更し定員45名に変更と同時に乳児保育(0才より)を開始(2002年)
2009年4月1日
定員50名に変更する
2013年4月1日
社会福祉法人 京都地の塩会に加入、京都市より認可を受ける「洛南保育園」と名称を変更
2017年4月1日
新園舎に移り、定員を90名に変更する

歴代園長

初代園長
田村 喜代治(1948年~1950年)
2代園長
大橋 寛政(1950年~1952年)
3代園長
月原 節郎(1953年~1955年)
4代園長
尾崎 憲治(1955年~1960年)
5代園長
高杉 三四子(1961年~1982年)
6代園長
新井 克己(1982年~2002年)
7代園長
萱場 恵(2003年~2005年)
8代園長
井上 勇一(2006年~現在に至る)

アクセスマップ

洛南保育園

所在地
京都市南区東九条北烏丸町20番地
交通アクセス
JR京都駅 八条東口より徒歩5分
京都市営地下鉄 九条駅より徒歩5分